内科
外来診療の特色

1996年に開院して以降、「地域のかかりつけ医」として診療を続け数十年が経ちます。幼かった子ども達は青年になり、青年だった方は壮年に、壮年だった方は中年に、それぞれの歳を重ね、受診される理由も年々変化していきます。
子ども達は風邪に罹り、壮年期にはお仕事などの影響によるストレスや不摂生が重なり、糖尿病や高血圧などの慢性疾患を患い、中年期には誰にでも訪れる老化にまつわるトラブルや生活していく上での心配事が増えていきます。
当院では、その時々に生じるライフイベントに寄り添い、地域の関連機関と連携し、適切な治療とアドバイスを行うことができます。いつでも、どんなことでもお気軽に「お声」をかけていただくことができれば幸いです。
風邪

正式には「風邪症候群」といって、原因となるウイルスや細菌が体内に入り、鼻やのどの粘膜に付着して、そのまま増殖していくことにより起こります。
鼻水・鼻づまり・のどの痛み・咳・声枯れ・痰などの症状に加え、発熱・頭痛・倦怠感などを伴います。
ほとんどはウイルス感染であり、自宅療養で自然軽快することがほとんどです。
対症療法として解熱鎮痛薬、抗炎症薬、鎮咳薬、去痰薬、抗アレルギー薬などを処方します。
● よくある症状
発熱、咳、のどの痛み、頭痛、鼻水など
生活習慣病

生活習慣病とは、食生活・運動・飲酒・喫煙・ストレスなどの生活習慣が原因と考えられる病気の総称です。
生活習慣病の原因は、長年にわたる悪い生活習慣によって引き起こされてしまうのが生活習慣病です。食事・運動不足・過度の飲酒・喫煙・ストレスなどの積み重ねによって発症のリスクが高まります。
生活習慣病は、初期の自覚症状がほとんどありません。長い時間をかけてゆっくりと悪化していくため、症状が出てからでは手遅れになることもあります。
そのため、生活習慣病の早期発見には、健康診断の定期的な受診が不可欠です。
気になる症状がおありの方は、ぜひお早目に当院へお越し下さい。
● よくある症状
喉が渇く、水分を摂る量が増えた、トイレの回数が増えた、夜中に何回もトイレに起きる、傷が治りにくい、食べているのに体重が減ってきた、手足がしびれる・ピリピリする、足がつる、いつも体がだるいなど
糖尿病

糖尿病は、血糖値(血液中の糖分)が異常に高くなる慢性的な病気です。
● 共通の症状
・多尿(尿が頻繁に出る)
・喉の渇きが強くなる
・疲れやすい
・体重の急激な変化(体重減少や増加)
・傷の治りが遅い
糖尿病は、適切に管理しないと長期間にわたり高血糖状態が続き、心臓病、脳卒中、視力障害、腎不全などの合併症を引き起こす可能性があります。そのため、早期発見と適切な治療、ライフスタイルの改善が重要です。
脂質異常症

脂質異常症は、血液中の脂質(脂肪)成分が異常な状態になる病状です。コレステロールや中性脂肪など余分な脂質が多くなると、動脈硬化を引き起こしやすくなります。このため、脂質異常症のある方は、脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが高いとされています。脂質異常症は、自覚症状がほとんどないため、なかなか気付くことができず、ある日突然心筋梗塞などの発作を起こすことがあります。このような事態を防ぐためにも、健康診断で脂質異常症の疑いを指摘されたら、早めに当院までご相談ください。
専門外来
○ 糖尿病外来(土曜日午前診 / 予約制)
近年はストレス社会と言われ、食事の内容も欧米化し、「肥満」予備軍の方が増えています。また高齢化社会となる日本においては、今後ますます「糖尿病」を患う方が多くなることが懸念されます。
この糖尿病の初期においては、自覚症状が殆どなく、少しずつ全身の合併症を引き起こしていきます。これらを未然に防ぐためには、以下のことが重要です。
1
糖尿病にならないこと
2
早期にしっかりと治療すること
3
治療を継続し、良好な状態を保つこと
当院では、健康診断を取り入れて早期に治療が始められる体制を整えております。また、実際の治療においては、内服治療だけでなく、管理栄養士による食事指導を受けていただいたり、患者さまとのお話しを大切にしながら、生活の基盤となる食事、運動習慣などの見直しを行っていきます。
早期治療の第一歩として、次のようなことが気になる方は、まずは一度、当院にご相談ください。
▶
健康診断の数値が気になる方
▶
急に痩せてきた方
▶
のどが異常に渇く方
予防接種

当クリニックでは、成人向け(インフルエンザと肺炎球菌、風疹など)と小児向けの予防接種を行っています。
予防接種とは、病気に対する免疫をつけたり、免疫を強くするために、ワクチンを接種することをいいます。
ワクチンを接種した方が病気にかかることを予防したり、人に感染させてしまうことで社会に病気が蔓延してしまうのを防ぐことを主な目的としています。
万が一病気にかかったとしても、ワクチンを接種していた方は重症化するリスクが低減するようになります。
○ 当クリニックの取り扱いワクチン
取扱いワクチン | ||
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・A型肝炎 | ||
・B型肝炎 | ||
・DPT-IPV 4種混合 | ||
・DT 2種混合 | ||
・MR(麻しん・風しん) | ||
・水痘(みずぼうそう) | ||
・日本脳炎 | ||
・インフルエンザ | ||
・新型コロナ | ||
・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) | ||
・破傷風 | ||
・狂犬病 | ||
・高齢者肺炎球菌 | ||
・RSウイルス | ||
・帯状疱疹 |
※ 上記に記載のないワクチンに関しましては、当クリニックまでお問い合わせください。
各種ワクチン・病気については、「こどもとおとなのワクチンサイト」をご覧ください。
○ 接種方法
● 一般診療時間での接種
- 実施日
- 診療日随時
- 時間
- 診療受付終了30分前まで受付
- 持ち物
- 保険証(中学生・高校生の方は母子手帳、医療証、予防接種手帳もご持参ください)
※接種希望日時は、当院までお電話ください(TEL:06-6446-6006)
大阪市各種健診
○ 特定健康診査(詳細はコチラ)
生活習慣病は、お一人お一人が、バランスの取れた食生活や適当な運動習慣を身につけることにより、予防可能な病です。ご自身の健康状態を確認し、健康作りにつなげていくことが大切です。そのために、1年に一度、特定健康診査を受けるようにしましょう。
- 受付
- 診療時間の内、午前は11:30、午後は18:00までにご来院ください。
- 持ち物
- 費用
- 上記詳細より大阪市のホームページをご覧ください。
- ご注意
- ・最後のお食事以降、お水以外の飲食はお控えください。
・糖尿病など治療中の方の飲食・内服に関しては、主治医にご相談ください。
○ 後期高齢者医療健康診査(詳細はコチラ)
糖尿病や高血圧などの生活習慣病に加え、加齢に伴う心身の衰えなどのチェックを行い、必要に応じて医療や介護予防につなげていくための健康診査です。ご心配事など、お気軽にご相談ください。
- 受付
- 診療時間の内、午前は11:30、午後は18:00までにご来院ください。
- 持ち物
- 費用
- 上記詳細より大阪市のホームページをご覧ください。
- ご注意
- ・最後のお食事以降、お水以外の飲食はお控えください。
・糖尿病など治療中の方の飲食・内服に関しては、主治医にご相談ください。
○ 肝炎ウイルス検査(詳細はコチラ)
B型肝炎、C型肝炎のウイルス検査を受けることができます。自覚症状がないまま肝炎ウイルスに感染している場合もありますので、検査の対象項目(詳細よりご確認ください)にあてはまる方は、この機会に検査をお受けください。
- 受付
- 診療時間の内、午前は11:30、午後は18:00までにご来院ください。
- 持ち物
- 費用
- 上記詳細より大阪市のホームページをご覧ください。
○ 大腸がん健診(詳細はコチラ)
大腸がんにかかる方は年々増加しております。そして、がんで亡くなられる方のうち、男性では3番目に、女性では1番目に多いがんとして「大腸がん」が挙げられています。
この大腸がんの初期では、自覚症状がなく、注意が必要とされます。「便に血が混じる」「血便がでる」「便秘や下痢、腹痛が続く」などの症状がある方は、すぐに医療機関をご受診ください。
- 受付
- 診療時間の内、午前は11:30、午後は18:00までにご来院ください。
- 持ち物
- 費用
- 上記詳細より大阪市のホームページをご覧ください。
- ご注意
- 事前に採便するためのキットをお渡し致します。ご来院前に当院までご連絡をお願い致します(06-6446-6006)
健康診断
当院では、以下の内容にて健康診断を実施致しております。保険診療外となりますので、自己負担金が必要となります。詳細は当院窓口までお尋ねください。
この他にもご希望の健診などございましたら、お問合せいただければ、柔軟に対応させていただきます。まずはご連絡をお願い致します。
◆ 線虫がん検査(N-NOSE)
・少量の尿で検査できる、線虫によるがんの一次スクリーニング検査を導入致しました。
検査の詳細につきましては、線虫がん検査(N-NOSE)のページをご覧ください。
◆ 保育所等入所前健診
・ 施設毎で内容が異なる場合がございますので、ご来院前に健診内容をお知らせください。
◆ 法定1健康診断
・ 診察,問診,身体測定,血圧,視力,聴力,尿検査,胸部レントゲン
◆ 法定2健康診断
・ 診察,問診,身体測定,血圧,視力,聴力,尿検査,胸部レントゲン,血液検査
◆ 法定3健康診断
・ 診察,問診,身体測定,血圧,視力,聴力,尿検査,胸部レントゲン,血液検査,心電図検査
◆ 定期健康診断
・ 診察,問診,身体測定,血圧,視力,聴力,尿検査,胸部レントゲン,血液検査,心電図検査
【血液検査内容】
- ・貧血(血色素量・赤血球数)
- ・肝臓(AST・ALT・Γ-GTP)
- ・脂質(中性脂肪・HDLコレステロール・LDLコレステロール)
- ・糖代謝(血糖)
自費診療(点滴療法・注射療法)

にんにく注射とは
にんにく注射とは、主に疲労回復を目的とされる注射(点滴)で、テレビや雑誌などで取り上げられ、今や多くの方が受けられております。
このにんにく注射の主成分は、ビタミン(主にビタミンB1)で、「にんにく」の成分の多くが含まれています。注射(点滴)を終えたあとに、「にんにく」を食べた時のような香りがすることやパワーを感じたりすることから、このネーミングとなっております。
注射(点滴)のあとに、周りに「にんにく」のにおいがするということはございませんので、ご安心ください。
・初回メニュー¥4,500(税込)
「診察・採血」+「にんにく注射」
期待できる効果
◆疲労回復・夏バテ解消
◆風邪の初期症状の緩和
◆免疫力アップ
◆肌荒れ・口内炎の改善
◆肩こり・腰痛の軽減
◆冷え性の緩和
◆ストレス解消
◆二日酔い防止
各種コース
- ① にんにく注射
- ※ 肩こり・腰痛・美白・疲労
- ② パワーアップ点滴
- ※ 免疫力アップ・美肌・溜った疲れ
- ③ スタミナアップ点滴
- ※ 肝機能障害
- ④ スーパースタミナアップ点滴
- ※ 肝機能障害(スーパー)
- ⑤ 美肌注射(プラセンタ注射)
- ※ シミ・しわ・美肌
※当院では、気軽に行っていただける「注射」から各種「点滴」のコースをご用意致しております。体調などにあわせて、お好みのコースをお試しください(初回の方は注射よりはじめさせていただきます)。
※「更年期障害」の治療としての注射もご用意致しております。保険適用で行っていただける場合(年齢などの条件あり)もございますので、当院窓口までお問合せください。
プラセンタ注射とは
プラセンタ注射とは、ヒトの胎盤から抽出したエキスを注射する治療法で、美容や疲労回復、更年期障害などに効果が期待できます。
プラセンタは美白や抗アレルギー、抗酸化作用が高いのが特徴です。たくさんの栄養素をバランスよく配合しています。(ただしホルモンは含まれておりません) お肌のコラーゲンを増やして潤いとハリをもたらすだけでなく、ホルモンバランスの崩れを改善して、生理痛などの女性のならではの悩みを緩和します。
・初回メニュー¥4,500(税込)
「診察・採血」+「メルスモン注射」
・2回目以降
自費:¥1,100(税込)
保険:¥550(税込)程度(3割負担の場合)
美肌美白セット
(シナール/ハイチオール/ユベラ/トランサミン)
1ヶ月/(初回)¥4,930(税込)
(2回目以降)¥4,710円(税込)
【作用】
シナール・・・ビタミンCとパントテン酸配合錠。シミの原因であるメラニン色素の生成抑制作用と、すでにあるメラニン色素の排出促進作用がある。
ハイチオール・・・アミノ酸の一種のL-システイン。皮膚の代謝に関与。メラニン色素の生成抑制作用と肌の代謝促進作用がある。
ユベラ・・・強い抗酸化作用のあるビタミンE末梢の血行を促進して、酸素や栄養素をスムーズに運ぶことで肌の代謝を整える。
トランサミン・・・シミの原因となるとメラニン色素を生成する細胞であるメラノサイトを活性化するプラスミンという物質の働きを抑えることにより、メラニンの産生を抑制する。抗アレルギー作用、抗炎症作用もある。
【用法】
1日2回 朝・夕食後に2錠ずつ内服
※3ヶ月継続服用後、1ヶ月以上の休薬期間が必要となります。